6話 仲間

「う………ううう…」

ビットは、病室で寝込んでいた。その傍らには

「あっ、気がついた?」

安堵で微笑むデルタがいた。


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「グウウオオオオオアア!!」

「!?…あれは…?」

吹き飛んだ外壁の隙間、というより穴ぼこから様子をうかがうデルタ。

その部屋内に、獣のようになったビットがいた。その腕に、リングをつけて。

また新たに湧いて出た機械兵を、右手のツメで引き裂いた。

「ビット…一体何が?」

とつぶやいたら、


ボガアアアアン!


「へっ?」

天井に大穴をあけて、ビットが飛んで行った。

その穴の大きさに、ちょっと唖然とするデルタ。

「……はっ!お、追いかけなきゃ!」

あわてて後を追うデルタだった。


その後、施設前で倒れているビットと依頼の品が見つかり、無事に依頼は達成できたという。


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「…っていうわけ。ホントに記憶ないの?」

「ああ、なーんか夢でも見てたような気分だぜ」

もっとも、ビットの体に異常はなかったらしい。

「そりゃよかった。さ、はやくいかなきゃ!」

「は?・・・どこに?」

「依頼だよ。ビットってば3日も寝込んでたから、ずっとサジェロと

2人でやってたんだから!」

「えええ!そんなに!?」

「疲労だろうね。ほら、いくよ!」

強引に押し出されたビットだった。


依頼受注用の掲示板。そこで団員達は受ける依頼を選択。受注確認のメールを送信する。

その掲示板の前に、誰かが1人立っていた。

「……ん?ようやく来たか」

「ごめんサジェロ!おそくなって」

「いやいや。おっ、ビットは無事だったらしいな」

「どういう意味だ?サジェ…」

「ははっ、ジョーダンだよ」

「ところで、次の依頼って?」

「ああ、これだ…作者さん!」

はい?どうした新人?

「読むのかったるいから、代わりに読むの頼むわw」

ぬあんじゃそりゃああああああああああ!!!!



  • 最終更新:2017-10-02 20:17:04

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